家族でコンビニ経営をするメリットは、気を遣うことなくスムーズに業務をサポートし合えること。指示をしなくてもあうんの呼吸で業務を進められますし、体調が悪くなったときも安心してお店を任せられます。お互い言いたいことを言い合って仕事をしているので、家族の絆も深まっていると感じます。
（清水大輔店長）

　家族がいて良かったと思うことは、自分が病気になったときですね。70代を越えると誰もが何かしらの身体の不調を抱えているものですが、私もときどき入院することがあります。そんなときも、家族が仕事のパートナーとしていてくれれば、安心して身体を休められます。また、SVさんも家族の一員のような存在。何でも言い合える関係で、とくに機械が苦手な私たちに、機器の使い方や最新サービスのレクチャーをしてくれる頼れるパートナーです。家族やSVさんがいてくれるからこそ、この年齢になってもオーナーとして現役を続けられるのだと思います。
（清水はるみオーナー）

　私たちのお店を利用するお客様のほとんどが近くにお住まいの常連さん。挨拶や雑談を交わすことも多く、お店全体にアットホームな雰囲気が漂っています。お客様が何も言わなくても買うタバコの銘柄は分かりますし、差し入れをいただくことも。お客様と一緒に家族の話やスポーツの話題で盛り上がることもよくあります。「このお客様は必ず袋をテープで止める」「このお客様は奥様が書いた買い物リストを持っている」など、常連客のことならだいたい把握しています。そんなお客様との距離感の近さが、仕事のやりがいにつながっています。
（清水大輔店長）

　ある日、いつもは見ない年配のお客様が落ち着かない様子で入店されました。そのお客様は高額の電子マネーを購入しようとしていて、声を掛けてみると、電話で購入するように指示を受けているようでした。そこで「これは詐欺の可能性があります」とお客様に伝え、すぐに警察に連絡。無事、詐欺被害に遭わずに済むことができました。これは日頃からお客様一人ひとりに対して丁寧に対応していたからこそ防ぐことができたのだと思います。警察から感謝状もいただき、今でもお客様には詐欺への注意喚起を続けています。
（清水はるみオーナー）

　家族やSVさんだけでなく、クルーも家族の一員だと思って接しています。私が働くうえで大切にしていることは「楽しんで働くこと」。だからクルーにも家族や友達のようにフランクに接していますし、仕事だけじゃなくお互いのプライベートな話もよくします。クルー同士の仲も良く、シフトもお互いに調整して組んでくれるので、いつも助かっています。SVさん、クルー、そしてお客様。みなさんに支えられ、みなさんの笑顔に力をもらって、オーナー業を楽しんで続けています。
（清水はるみオーナー）

　クルーのみなさんが楽しんで気持ちよく働けるようにコミュニケーションはとても大事にしています。その中で、クルーがやりたいことや得意なことは積極的にお任せするように心がけています。たとえば、装飾やデザインが得意なクルーには、キャンペーンの飾りつけや店頭の手書き看板などをお任せしています。いつも楽しそうに作成してくれて、クオリティも非常に高いのでありがたいです。
（清水大輔店長）